新しい「三階橋」が開通

三階橋は、名古屋市中心部と春日井市等を結ぶ都市計画道路の矢田川にかかる橋りょうで、昭和2年に築造された旧橋りょうを大規模地震に耐えられるようにするため、架け替え工事が進められていました。平成9年に事業認可を取得し、19年に着工、およそ10年の工事期間を経て、29年3月に開通しました。

上飯田および黒川方面から三階橋へ向かう都市計画道路2路線がそれぞれ4車線あるのに対し、三階橋以北は2車線であり、慢性的な渋滞区間となっていました。この問題解決のため、南行きの上流側橋りょう(3車線)、北行きの下流側橋りょう(2車線)を整備するとともに、上飯田方面からの北行きについては本線と立体交差するランプ橋(1車線)が整備されました。あわせて、庄内用水に架かる庄内用水橋、堀川に架かる夫婦橋および矢田川堤防道路のアンダーパスをも整備する長期的で大規模な事業でした。

はっとり将也議員は、「 (三階橋北部の庄内川に架かる)水分橋も耐震性に問題がある。今後、その架け替えについて、広く理解を得る努力が必要」と話しています。