子どもの貧困問題、意識の共有を

社会問題として大きなものとなりつつある“子どもの貧困問題”について、はっとり将也議員は平成29年2月定例会の教育子ども委員会で、「名古屋市として基本指針が希薄であり、早急に考え方をまとめるべき」と質し、子ども青少年局長は、「市として貧困対策についての考え方をまとめ、パンフレットを作成するなど広く認識してもらえるよう取り組みたい」と答弁をしました。

現在、市は貧困対策として、「ひとり親家庭等医療費助成」や「児童養護施設など入所児童のケア」、「中学生の学習支援」、「子ども食堂推進事業助成」などさまざまな施策を推進していますが、体系的な対策を打ち出すには至っていません。