急がれる“ヒアリ対策”、市議団が緊急要望

強い毒をもつ特定外来生物“ヒアリ”が6月30日、名古屋港鍋田ふ頭で見つかった問題で、民進市議団は、6月定例会最終日の7月4日、河村たかし名古屋市長に対し、その防除について緊急要望を行いました。
茶褐色のヒアリは南米原産で攻撃的とされ、刺されるとやけどのような激痛に見舞われ、さらにショックにより死亡することもあります。ヒアリは約半月前にも神戸港で見つかっており、今後、水際での防除に全力を注がなければなりません。また、危険生物であるとともに、定着してしまうと根絶は困難であることから、もしもの時の被害予防、被害を受けた場合の対処法など、市民への情報提供の強化や相談窓口の周知なども不可欠です。
同市議団のはっとり将也団長は、「市として国や名古屋港管理組合などと連携し、早急に対応するよう求めた。ヒアリはもちろん、特定外来生物の防除については不断の取り組みが必要。」と話しています。