今、しっかりとした都市!

~だれもが、愛着をもって暮らせる名古屋でありたい~

税の使途を厳格にチェックし、メリハリのある予算執行を促すことで財政健全化と市民サービスのクオリティ堅持の両立をはかります。また予防医療を推進するとともに、介護・高齢者福祉施策の充実に取り組みます。そして都市インフラの維持・整備を進め、さらに中小企業応援、雇用促進・就労支援施策の充実をはかります。

check_icon硬直化する市財政の直視は、すべての前提

1 規律ある財政運営、信頼される市役所

(1)身の丈にあった財政運営を基本とし、市債の発行抑制、赤字財政からの脱却をめざしま   
す。また、市の公金意識を徹底します。

check_icon的確な市民ニーズの把握が第一!

(2)スピーディーで的確に行動する市役所を推進し、区役所・支所における窓口サービスの充実を図ります。

check_icon身近であるはずの市政を、もっと身近に

(3)行財政改革を適切に進めつつ、新しい市役所のあり方を提言していきます。
(4)高額所得者優遇の市民税定率減税を検証し、みんなが納得できる税制をめざします。

check_icon“ハコモノ”の効率的な維持管理を

(5)市の公共施設の老朽化対策として、アセットマネジメントの取り組みを推進します。
※アセットマネジメント:自治体におけるものとしては、公共施設やインフラを効率よく管理し、低コストで維持・補修・新築していくこと

2 市民の健康・医療の充実

check_iconメタボのチェックは生活習慣病予防

(1)予防医療の推進で医療費を抑制し、健康長寿社会の構築をめざします。

check_icon予防+早期発見と早期治療こそ「がん」対策

(2)「がん対策推進条例」を推進し、予防教育はじめ「がん予防」を啓発しつづけます。また関係団体との連携を推進するとともに、ワンコインがん検診などの周知を図ります。
(3)市立病院の経営改善をめざし、医師、看護師はじめ医療従事者の処遇改善を図ります。
(4)西部医療センターを、市民に信頼される医療機関として発展させるよう努めるとともに、陽子線治療について、「市民の減免制度」等の周知を図り、普及を促進します。

3 雇用の安定、経済・商業振興

(1)新卒者・若年、中高年、高齢者の雇用対策を促進し、広く就労を喚起します。

check_icon「働きやすさ、住みやすさ」をもっと前進

(2)雇用施策を指定都市が総合的かつ強力に推進できるよう、地域主権を主張しつづけます。

check_icon名古屋の活力を引き出すために・・・中小企業こそ、都市の力!

(3)「中小企業振興基本条例」の趣旨を踏まえ、中小企業振興施策を推進します。
(4)中心市街地だけでなく、市全体を考え商業振興に力を注ぎます。

check_icon名古屋経済圏の“強み”を活かす

(5)自動車、鉄鋼、電機製品、工作機械、航空宇宙など、ものづくり産業の世界的集積地である名古屋経済圏の特性を活かした発展を促進します。
(6)名古屋港の国際競争力維持・向上を促進します。

4 お年寄りの安心、だれもがやすらげる街

(1)高齢者福祉の充実を図り、要介護高齢者の増加を見すえた地域包括ケアを推進し、いきいき支援センターの最大活用をはかります。
(2)敬老パスは65才支給を堅持し、お年寄りの健康増進施策を推進します。
(3)安心して介護を受けられるよう施策の検証をつづけます。
(4)透析患者の医療費給付水準維持に努めるなど、さまざまな意見に対し傾聴します。
(5)制度改革を視野に入れつつ、国民健康保険料の負担軽減をひきつづき模索します。

5 快適で楽しいまちづくり

(1)ユニバーサルデザインの発想のもと、だれもが快適に暮らせる街づくりを進めます。
(2)公園緑地、街路樹の適正な維持・管理に努めます
(3)生涯学習、生涯スポーツ(軟式野球、ソフトボール、グラウンドゴルフ、インディアカ、バレーボール、サッカー、卓球・・・etc.)の振興に力を注ぎます。

check_icon市民の移動手段を守るため、交通事業の経営健全化は不可欠

(4)市営交通事業の経営を健全化するとともに、市バス路線等を常に検証し、“あてになる公共交通”を維持します。

check_icon地域活動“みんなの手で”の意識を活かす

(5)名古屋の底力・地域コミュニティ再生をめざし、地域委員会制度を検証します。
(6)社会情勢が変化し、かつて点在したスーパーなどの閉店により、市内で増加している“買い物弱者”対策を推進し、流通事業者等との連携を模索します。
(7)近年、増加傾向にある外国人居住者に対して、多言語によるわかりやすい行政情報を提供し、生活ルールの順守を促すとともに、日本語学習のサポート等をすすめ地域におけるさまざまなトラブルの解消をめざします。

6 わかりやすい市政・議会改革

(1)議会、議員のあり方について議論し、さまざまな意見を基に提言していきます。
(2)「議会基本条例」に立脚し、市民への説明責任を積極的に果たします。
(3)議会の政策立案機能を高めるとともに、市役所幹部が、“試験のない学生”のような弛緩した状態にならないよう監視をつづけます。
(4)議会の品位が保たれるよう努めます。