上飯田連絡線 敬老パス問題

~償還払いで適正化、10月から~

長年の懸案であった上飯田連絡線における敬老パス利用範囲の不適正問題は、30年度に予算化され、全2区間での利用が10月から実現する運びとなりました。1月に発表された30年度予算財政局案には掲載されていなかったことから、市議団としては再要望(1月15日)していましたが、2月19日、議会へ提出された予算案では復活しており、委員会審査および本会議議決を経て正式に予算化されたものです。
この問題は、はっとり将也議員も紹介議員に名を連ね、平成23年7月に「上飯田連絡線の利用促進を考える味鋺学区住民の会」から提出された適正化を求める請願が同年9月には採択され、議会意思は確定しており、市長の判断待ちの状態がつづいていました。名古屋鉄道路線(上飯田‐味鋺間)と市交通局路線(平安通‐上飯田間)とに、敬老パスをそのまま利用した場合に必要なシステム改修に多額の費用がかかるなどの課題が、これまで決着に長期間を要した理由とされますが、このたび大きなシステム改修等を行わず、2か月ごとの償還払い方式で実施される予定です。
はっとり将也議員は、1月24日に開かれた都市活力向上特別委員会における名古屋鉄道との懇談会でも、この問題での協力を要請していました。