ここに、います――。
感情に訴える言葉が広がり、「見出しに収まる答え」がもてはやされる時代にあって、あえて私は、民主政治の「筋道と熟議」を大切にしたいと考えています。自治とは、対話を重ね、現実の中で最善の策を探る営みです。「最後の一人まで視野に入れる」という姿勢こそが、都市の品位を育むのではないでしょうか。
私は、スピード感を大切にしながらも、市民の納得を一つひとつ積み重ねる市政をめざします。物価高への的確な対応、子育て支援の充実、高齢者や障害のある方々を支える福祉の推進に力を尽くし、市民の皆さまが日々の暮らしの中で「確かな住みやすさ」を実感できるまちを築いてまいります。
今任期、私は子どもたちが安心して育つ環境づくりに取組むとともに、災害に強いまちをめざし、広域避難体制づくりを地道に進めてまいりました。また、私が初めて議会で提起した複合災害への備えについても、市の対応は着実に前進しています。
一方で、福祉分野における重層的支援体制の充実は、なお道半ばです。誰一人取り残さない支援の実現に向け、制度を整えるだけでなく、現場に寄り添った取組みを粘り強く求めていかなければなりません。あわせて、安全で安心できる水の確保や、地域コミュニティの再生にも真正面から取組み、住民の皆さまの声を市政へ届けてまいりました。
私は、名古屋のような大都市で暮らす人々が軽んじられる政治であってはならないと考えています。平和と人権の尊重をすべての政策の土台に据え、市民の暮らしを守り、将来に責任を果たす市政の実現をめざしてまいります。また、国際情勢や社会の変化に伴って生じる喫緊の課題にできる限り対応するとともに、地方の実情や市民の声を国にしっかりと届けていかなければならないと考えています。
私はここに、います。今までも、そしてこれからも――。
北区は立志の原点です。市民の負託に応えるとは、耳あたりの良い言葉を並べることではなく、必要なことを必要な時に、着実に前へ進めることです。その責任を胸に、これからも一歩一歩、着実に前へ進み、市政の場で全力を尽くしていきたいと意を決しています。
2026年11月
名古屋市議会議員 はっとり将也 (58才)
Ⅰ.いのち!
いのちは、何よりも大切なものです。「いざという時」を見据え、南海トラフ巨大地震やゲリラ豪雨、風水害、さらには未知の感染症などに対する備えを怠らず、減災と危機管理体制の維持・強化を着実に進めます。
また、乳幼児から子どもたち、そして高齢者まで、すべての市民の皆さまが健やかに安心して暮らせるよう、健康施策に力点を置きつつ、福祉施策の充実に取り組みます。誰一人取り残さない、あたたかな市政をめざします。
Ⅱ.つながる
人と人、地域と地域がやさしくつながる、持続可能な社会をめざします。脱炭素の取り組みを進めるとともに、水道や道路の適切な管理、ごみ収集など、日々の暮らしを支える生活環境に丁寧に向き合います。
また、地域コミュニティの維持・再生や文化の振興、交流の促進にも力を入れ、人と人とが自然につながる都市を育んでまいります。あわせて、人口減少という時代の変化も見据え、将来にわたって持続可能な市政のかたちを築いてまいります。
Ⅲ.みらい
子どもたち、そして若者こそが未来をつくり、支えます。その思いを大切に、学校教育の充実や保育をはじめとした子育て環境の整備に責任をもって取り組んでまいります。
また、いじめや児童虐待の防止など、子どもたちが安心して育つことのできる環境づくりに力を注ぎながら、次の時代を担う人材の育成にも、着実に取り組んでまいります。
Ⅳ.信頼の市政
相応な大都市制度の確立をめざし、国等に対し、大都市住民が軽視されることのないよう継続して働きかけます。また、税の使途を厳格にチェックし、メリハリのある予算執行を促すことで財政健全化と市民サービスのクオリティ堅持の両立を図ります。
Ⅴ.明日の北区
名古屋の北玄関である北区は16万人以上を擁し、一定規模の市と同程度の人口を誇る行政区です。交通の要衝でありながら河川など自然に恵まれ、農が息づくなど、可能性豊かな街です。しかし、解消すべきさまざまな課題も存在します。ふるさと北区のために、以下のテーマに取り組みます。
